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  コトバによる虚構 00000077 2017年05月30日 北村拓郎

 人間はコトバを覚え共同生活をしている。どんなに自立的で、独立独歩の生活を自任しているひとでもひとりでは生きていけない。

 また、人間は、自然環境の中で、生きている。たとえば、空気や水は必須であり、物理と進化論の世界でいきている。

 コトバの世界は虚構であり、自然の世界は、非虚構(自然現象)である。

 このことを信長の辞世の舞では、人生50年夢・幻の如しなりと謡っている。
 あるいは、加藤周一は、ある晴れた日に戦争は始まり、ある晴れた日に戦争は終わったと書き、自然はなにも変わっていないのに人為的な天皇の詔勅で、世の中が一変したことをいっている。

 以下では、つぎのような点で、ITとの関係に触れて、詳述する。

 ・人間は、なぜコトバを習得できるか?
 ・人類の系譜とコトバの系譜
 ・コトバによる社会の構築
 ・自然と人間
 ・人間の記憶
 ・AIの社会への影響

平成29年6月

 北村 拓郎




  なぜ人間はコトバを習得できるか? 00000077 2017年06月03日 北村拓郎

 生物としては人間に近いチンパンジーは、コトバを習得できない(話さない)が、すべての人類はコトバを習得し、話すことができる。コトバを習得できるのは、諸説があるなかで、本能(遺伝子)ではなく、育ちかた(文化)の違いであるとの考えが有力である。

 チンパンジーと人類は、500〜600万年ほど前に、生物種として、分かれたが、チンパンジーの赤ちゃんは、母親の移動中も含めて、46時中、母親に抱かれて(しがみついて)暮らす。人間の赤ちゃんは、母親から離されて、ベッドの上で暮らす。この違いがコトバを覚えるかどうかのキーポイントになる(筆者の推測)。

 人間の赤ちゃんは、母親から引き離された深い孤独と不安の中(夜泣きはそのあらわれ)で、コトバを覚える素地が(概念を認識できる脳の初期設定)できる。

 一方、チンパンジーの赤ちゃんは46時中、母親(保護者)にしがみつき、孤独を味合うことがなく、上記の初期設定が行われず、一生、コトバを覚えられない。

 この素地ができた赤ちゃんが、人間社会の環境のなかで育てられ言葉(母国語)を覚える。

 人間の脳もコンピュターと同じく初期設定により、その後の働き方が異なる。しかし、このあたりの詳しいことは、わかっていない。人体実験は、ご法度であるので、たまたまの例外の観察の積み重ねか、脳のモデルを想定したコンピューターシミュレーションが、有力である。

 平成29年6月

 北村 拓郎





  人類の系譜とコトバの系譜 00000077 2017年06月14日 北村拓郎

 人類は500〜600万年頃に、遺伝的にチンパンジーと分かれて、アフリカ大陸で、発祥し、世界各地に、散らばった(100万年前ほど)と考えられる(旧人類という)。しかし、地球の寒冷化のために、各地の旧人類は、アフリカ大陸の一部地域の人を除いて、滅びてしまった。

 アフリカに残った人類は、アフリカの南端の狭い範囲で、絶滅危惧種(個体数が1000〜2000人)に減少したが、かろうじて生き残り、気候の温暖化とともにふたたび新人類(ホモサピエンス)として、10万年ほど前に世界各地に広がった。

 人類がいつコトバを話すようになったのかは、定かでないが、人類が、樹上生活から、地上生活に移った時期だとすると、何百万年も前になる。そのときには、コトバは、いまよりも多様な形態で使われていたであろう。ハミングや太鼓のドラムもコトバの媒体となっていたともいわれる。

 ホモサピエンスのコトバは、音声で民族に伴って伝承され、多彩である。

現代の人類のコトバは、アフリカのホモサピエンスに先祖が、話していたコトバに由来すると思われるが、詳しい系譜は、わかっていない。

 コトバと民族は密接な関係にあり、コトバの系譜を明らかにすることは民族の系譜を明らかにすることでもある。

 現代アフリカのコトバと欧米語、中国語、日本語は、見かけ上、非常に違っているが、
お互いに翻訳可能である。



平成29年6月

北村 拓郎




  コトバによる社会の構築 00000077 2017年06月16日 北村拓郎

 新約聖書のヨハネ伝の冒頭の書き出しは「初めにコトバありき」で始まる。人間の社会は、コトバとともに始まったといっている。

 たしかに、人間の社会は、コトバで構築されている。コトバは話し手と聞き手がいて、成り立つ。人間は、だれでもコトバを使うことができる。

 コトバの効用を例示してみよう。

 ・人間社会(2人以上)の意思疎通の効率化、円滑化に効果を発揮する。

 ・事務契約や科学技術の発達を促す。
 
 ・金融制度や、法律が発達する。

 ・交易や観光が発達する。

 ・組織的な教育制度が発達する。

 ・科学技術の発達は、コトバと直接的に関係の深いIT技術、AI技術を生み出した。

 一方、コトバは、悪用されたり、負の効用がある。

 ・詐欺や偽善が横行する。

 ・ストレスや悩みが多くなり、神経症や精神を病む原因になる。

 ・貧富の差が拡大し、社会が不安定化する。

 ・戦争や争いごともコトバで始まり(宣戦布告)コトバで終わる(講和)。

 などなど。


 平成29年6月

   北村 拓郎




  自然と人間 00000077 2017年07月12日 北村拓郎

 人間は、自然の中で動物として生きている。動物としての人間は、チンパンジーに一番近い。両者の98%以上の遺伝子は、同じでであるという。空気、水、適温、気候などの生存条件は、ほぼ同じである。人間とチンパンジーの違いは、コトバを話すかどうかにある。チンパンジーも身振りや鳴き声で、合図をするとしても、コトバを使わない(使う必要がない)。

 人間は、約500万年前にチンパンジーとの共通祖先から、分かれて発達し、1万年ほど前には、農耕社会を作り、短期間に現代の産業・情報社会を作りあげてきた。この原動力は
コトバによる虚構の構築にある。科学技術、法制、経済、宗教、文化、芸術は、コトバの虚構の産物である。これらは、100年単位で大きく変化するが、自然は悠久といえるほどの10万年単位で変化する。現代文明も次の氷河期を生き延びれるどうかは定かでない。

 科学技術が発達し、IT・AIが発達する昨今では、年単位で社会が激しく変動するともいえるが、一瞬にして現代社会が滅びる要因も抱え込んでいるかもしれない。5年ほど前の東北大震災と原発事故は、人類と現代社会のもろさを思い出させる。

平成29年7月

 北村 拓郎



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