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社長のブログ

  人間とはなにか 00000059 2015年06月06日 北村拓郎

 人間とはなにかについて、いろいろな観点から語れると思いますが、人間とよく似ているが、人間とは違うものとの比較で、語ってみたいと思います。

 ひとつは、チンパンジーとの違いであり、もうひとつは、コンピュータとの違いである。

 人間は、約600万年ほど昔に、チンパンジーとの共通祖先から、霊長類のなかの別の種として、進化の道を歩んでいるといわれる。両者は、動物進化の時間的尺度からすると分かれてから間もないので、遺伝的性質(遺伝子)は、ほとんど違わない。

 チンパンジーはコトバを話さない。この違いは、親から受け継いだ遺伝子の違いではない。生まれた後の、脳のニューロンネットワークの育ち(配置)の差である。

 生れ落ちたときのニューロンネットワークは、いわば真っ白で、チンパンジーも人間も差はない。赤ちゃんの頃のニューロンネットワークの配置(初期設定とその後の変化)に差が生じるらしい。

 チンパンジーの赤ちゃんは、生まれた後も、お母さん(保護者)から24時間離れない。人間は、チンパンジーとは違う進化の道を歩め始めると、赤ちゃんは、生まれたときに、母親(保護者)から離され、ベッドなどに寝かされるようになった。

 このときに、大脳皮質のニューロンネットワークの初期設定内容に大きな、違いが生じたと推定される。

 チンパンジーの赤ちゃんは、母親(保護者)と24時間のスキンシップがあり、安心しきって孤独ではない。
 一方、人間の赤ちゃんは、母親(保護者)から離され、24時間のスキンシップがなく、孤独であり、不安である。

 人間の赤ちゃんは、この孤独と不安のなかで、想像力をはぐくみ、ニューロンネットワークの初期設定に反映される。どのようなネットワークの設定であるかは、わかっていないが、コトバを覚える決定的な鍵になるようだ。

 想像力とは、目の前の現実の背後に何があるかをあれこれと心配をめぐらすことである。概念力といってもよい。机が目の前にあると、あれこれの机を想像し、机(音声のツクエを聞いて)の概念を学習していくことである。

 チンパンジーは、机をあれこれと、認識できるが、概念力がなく、人間のようにコトバを覚えられない。
 以上は、仮説であるが、遺伝子でなくなにが、後天的に影響を与えるのかの証明は、今後の科学の課題である。

 人間が、コトバを覚えたことの影響は、甚大であり、人間の文化(遺伝ではない、人間社会でのコミュニケーションの円滑化と情報の流通と蓄積)は、すべて、コトバに起因する。コトバを覚えたことによって、人間文化・文明が栄え今日がある。一方、コトバを覚えた悩みも多い。有名な哲学者の「野の鳥を見よ」の指摘のとおり、人間には、不安と心配がつきないが、他の動物は、目の前の現実がすべてであり、余計な心配は無用である。

 以上から、人間とは、コトバを話し、独特の文化を持つ霊長類といえる。

 コンピュータは、動物ではないが、人工頭脳ともよばれ、人間の脳神経系統と似たような、機能を持ち、人間に代わるいろいろな分野で、道具として活用されています。現代文明は、コトバがすべての始まりで、コンピュターの発明もコトバに負っていると同時に、コンピューターの活用に負うところが大きい。

 コンピュータの心臓部は、論理回路と記憶装置からなっている。人間の脳は、ニューロンネットワーク(記憶回路も含む)が、情報処理と記憶の中心部と考えられています。
コンピューターは、脳のニューロンネットワークと同等の情報処理と記憶をすることができます。しかし、それぞれに、得手不得手があります。原理的に、お互いにできないこはとはないのですが、現実的な制限(処理時間や記憶容量など)があり、できることとできないことがあります。
しかし、コンピューターは、日進月歩でもあり、たえず制限を更新していますが、人類の生存期間で制限がなくなることはありません。一方、人間の脳の進化は、遅々としています。

 コンピューターが進歩し、人間の脳と同等のニューロンネットワークの初期設定と機能を備え、学習もできるコトバを覚え、人間並みとなった人造ロボットを想定したとしても、コンピューターは、道具であり、人間にとっては、活用することに意味があり、同胞とは違います。人類はみな同胞で、人間は、人間社会で生きていることで、意味があり価値があります。

 以上から、人間とは、人造ロボット(機械)ではない、コトバを話す生きている動物であるといえる。

 平成27年6月

 北村 拓郎





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