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記事は74件あります。





社長のブログ

  ITとコトバ(追記9) 00000058 2015年05月30日 北村拓郎

 ITとコトバは、密接な関係がある。
次のような話題について、とりあげよう。

 ・人工言語と自然言語
 ・人類のコトバ
 ・コトバの習得
 ・コトバと文化
 ・コトバの翻訳
 ・コトバと記憶
 ・日本語の特徴
 ・ITのできることとできないこと

平成27年6月
 北村 拓郎




  人工言語と自然言語 00000058 2015年06月02日 北村拓郎

 言語は、語彙と文法からなると考え、人工的に語彙と文法を定義するのが人工言語である。特定の目的で使用する科学計算用Fortranや自動設計用CAD言語などである。

 一方、自然言語は、日常使用される言語で、英語や日本語などである。こちらは、語彙や文法はあらかじめ設定されるのではなく、使用法が自然に変化していく。エスペラントは、使用目的は、特定されないが文法や語彙は、あらかじめ定義し、出発し、純粋の自然言語とはいえない。

 自然言語は、世界全体で、5000種ほど存在するといわれていますが、もとはといえば一種類から発祥したと推定されますが、経緯の詳細は不明で、現在もどんどん変化しており、今後もどうなるかは不明です。

 平成27年6月

 北村 拓郎



  人類のコトバ 00000058 2015年06月02日 北村拓郎

 人類のコトバは、インド・欧米系、中国系、モンゴル系などいくつかの系統と系統の定かでない、多くのコトバからなっている。民族は、必ずコトバをもっており、民族の系統とコトバの系統には、密接な関係がある。

 現在の人類(ホモサピエンス)は、元をたどれば、滅亡に瀕していたアフリカの小集団から発祥し、コトバもその集団で、使用されていたものが、元のなっていると思われる。現在使用されているコトバは、多伎にわたっているが、発祥時のホモサピエンスが使っていたコトバから変化したと思われる。コトバの系統は、民族の系統と密接な関係があり、現在の人類の各民族は、元をたどれば、ひとつで、コトバは、民族の歴史ともに古くからある。ただし、音声のコトバは、消滅するので、詳しいことはわからない。

 書き言葉は、有史時代のことであり、復元もされるが、せいぜい数千年まえのことであり、音声による言葉は、何十万年前から、使われていたと推定される。

 コトバは、ハミングや、手話などもありえたわけであるが、現在のコトバは、音声で話される。このことが、現世人類ホモサピエンス(元をたどればアフリカの少集団)のコトバは、ひとつのコトバから、発達したことを裏付ける。いまでも、アフリカの一部族では、太鼓の音で、遠くの人と、話ができるという。太鼓の響きに音声と同等のコトバの情報を乗せるらしい。

 チンパンジーは、コトバを話さない。人間が種として、チンパンジーと離れたのは、600万年前といわれる。コトバは、生物的な遺伝によらず、文化的なものである。コトバの発生は、600万年前にさかのぼると思われる。そのころ、人類は、樹上生活から、地上生活に移行したので、コトバが発生したと推定される。

 なお、現在使われている言語は、お互いに翻訳可能である。

平成27年6月

北村 拓郎




  コトバの習得 00000058 2015年06月03日 北村拓郎

 人間の幼児は、だれでもコトバを習得することができます。チンパンジーの子供は、コトバを習得することができません。

 コトバを習得するためには、前提として、想像力が必要のようです。想像力とは、目の前の現実や経験のほかに、あれこれと想像する力です。チンパンジーは、目の前の現実以外に、それから、あれこれと想像することができないようです。想像力とは、概念力のことでもあります。机の場合では、目の前の机以外に、あれこれの机を想像する力です。

 チンパンジーの子供と、人間の幼児とのこの違いは、どこからきたのでしょう。

 チンパンジーと人間は、遺伝的な差は、少なく、親から授かった遺伝子のせいではありません。脳のニューロンネットワークの初期配置の差(育ち)であると思われます。
チンパンジーは、樹上で生活しており、チンパンジーの赤ちゃんは、24時間、母親にしがみついて密着しています。人間の赤ちゃんは、生まれるとすぐに、ベッドなどに寝かされ、母親から離されます。チンパンジーの赤ちゃんは、母親に密着し、安心しきっています。人間の赤ちゃんは、母親から離され、いつも不安を感じて孤独です。夜泣きはそのつよい表れです。チンパンジーの赤ちゃんは、夜泣きをしません。

 この孤独と不安のなかで、あれこれの想像力がはぐくまれます。この想像力と概念力に関係するニューロンネットワークの配置が、コトバの習得の鍵となります。

 このようにして、コトバの習得は、遺伝ではなく、生まれた後の環境にあります。幼児は、母国語の環境で、日本人は、日本語を、アフリカ人はアフリカ語を覚えます。人類のいろいろなコトバは、コトバとしての基本的な機能を備えています。したがってお互いに翻訳可能です。

 平成27年6月

 北村 拓郎



 


  コトバと文化 00000058 2015年06月03日 北村拓郎

 人間は、自然環境の中の霊長類のひとつの動物として生活するとともに、人類文化の中で、生活し、他の動物とは、大きな違いがある。

 人類文化は、コトバとともに始まり、人間独特の営みである。コトバは、お互いのコミュニケーションを円滑にするとともに、思考を深める。

 動物には見られない人類文化の特徴をいくつか列挙する。

・初めは、話しコトバで始まったが、長い間の紆余曲折ののち文字が使用され、書き言葉 が発達した。書き言葉で、記録が残り有史時代になった。
・書き言葉は、印刷技術の普及により、印刷物の流布、保存が進み、メールや、WEBページの普及により、情報の伝達、保存が、飛躍的に改善された。

・貨幣を用いて分業が徹底している。

 通貨は、数字(コトバの一種)で表され、通貨を用いた経済システムが確立している。
 通貨は、信頼と信用に基づいており、各人は分業して、社会での分業が効率的に
 行われる。
 通貨制度による経済の発達は、コトバを用いた人間文化の特徴である。

・科学技術が発達する。

 科学技術は、コトバによる思考の賜物である。コトバによる相互理解と知識の蓄積により、科学技術は、飛躍的に発達した。科学技術により、宇宙の森羅万象の理解が進み、経済が効率化され、人文科学により、人類文化の理解と、発達が促進される。科学や技術は、コトバで構築され、科学者や技術者も分業に組み込まれる。

・法制度と法秩序

 法制度と常識や慣習もコトバで構築される。一旦秩序が確立されると秩序維持の力が強く働く。秩序は、みんなが守るであろう事を期待して、各人が守る。みんなの思い込み(常識)を信じて、秩序は維持される。

・政治とマスメディアの発達と民主主義の発達

 政治と民主主義は、コトバによって発達した。

・破局

 みんなの思い込みが、信じられなくなったとき、破局の可能性が高まる。悪性のインフレーション、政治危機(革命)など、社会的に大規模に、コトバ(共同幻想)が信じられなくなったとき、破局となる。

・国家

 現在は、地球上のすべてが、領域に分けられ、法秩序を保つそれぞれの独立国家の支配下に置かれている(南極大陸や公海を除く)。
国家は、他の国家が、認め合うことで、国家となる。

 これらも国際法(コトバ)の下で秩序を保つ。国家間の紛争は戦争にいたることもあ
る。

・恒久平和の確立

 戦争の不条理と非人道性が広く認識され、戦争の抑止が、今まで以上に求められているが、有効なな手立てが講じられない。人間の戦争は、人間の文化(コトバの普及)の一局面である。軍事と外交のさらなる改善が必要である。

・心の平安

 人間は、コトバを覚えるとともに、心の平安に問題を抱えることになった。かってある哲学者が、いったように、野の鳥をみよ、なにのわずらいもないではないかといわれる。

 人間の心の不安は、赤ちゃんのころから始まり、いまだ、この解決策は、道半ばである。

 平成27年6月

 北村 拓郎


  コトバの翻訳 00000058 2015年06月03日 北村拓郎

コトバの翻訳は、難しい問題をはらんでいます。しかし、原理的にすべての自然言語は、翻訳可能です。コトバ(文章)には、意味が伴っています。よい翻訳かどうかは別として、翻訳されるべきある言語の文章の意味を、翻訳する言語で、説明すればよいのです。しかし、ケースによっては、非常にわずらわしくなる場合があるでしょう。とくに、対応する意味の単語がない場合がそうでしょう。しかし、すべての自然言語は、言語文章が意味することを説明することができるようになっています。

 日本が明治時代に西洋から学問や事物を移入したとき、漢字を使って多くの造語を行い、日本語にあらたな単語を付け加えました。これも、臨機応変な実用的な翻訳になりました。文学作品などでは、いかに、いくつかの臨機応変な翻訳が、秀れているかが、評価されます。

 すべての言語は翻訳可能であることは、すべての言語は、ひとつの言語から発祥したことを示唆します。もし、他の言語ではいえない、文章が、みつかれば、言語とはなにであるかについて、一石を投じることになるでしょう。実際には、実用的にも翻訳は大変な労力を伴います。したがって、エスペラントや、英語で、言語を統一しようとという考えがありますが、人知の及ばないところで、実現は難しいでしょう。

 平成27年6月


  コトバと記憶 00000058 2015年06月03日 北村拓郎

 人間の記憶は、多くの場合、コトバでインデックシングされていると思われる。思い出すとは、なにかを整理することとですから、物心ついてからの記憶は、コトバで整理する習慣がついているからです。したがってコトバを覚えていない、赤ちゃんのときの記憶は、思い出せません。思い出せないけれど、何らかの記憶が残っていれば、将来取り出せる手段が見つかるかもしれません。しかし、その記憶の意味の解釈は難しいことになるでしょう。

 平成27年6月

北村 拓郎


  日本語の特徴 00000058 2015年06月05日 北村拓郎

 日本民族は、多くの民族が混合して、できあがったようです。そのことを反映して、多くのコトバが、混じりあってできています。

 日本列島は、最初は、無人島だったでしょう。古くは、縄文時代に、南洋の海洋民族、中国の南部の民族、大陸の北部の民族、など、前後関係は定かでありませんが、混合して、住み着いたようです。そのあと、朝鮮半島から、新しい文化を持った人たちが、弥生時代以降に、大量に移住して、現在の日本民族が、形成され、日本語が、形作られたようです。

 その特徴を列挙いたします。

・発音の母音は、あいうえお の5つで、南洋の海洋民族の特徴が残されています。
・子音も単純で、9つのKSTNHMYRWがベースで、濁音がGZDBの4個、半濁音のPの14個です。
・母音終止が特徴で、かな50音図で、音韻が表されます。
・英字のアルファベット26文字に対し、日本語ローマ字は、19個と少ない文字数です。
・書き言葉としては、中国から借用した漢字と単語が、中国文化とともに、移入されま  した。
・文法としては、アルタイ語の膠着語で、朝鮮語と同様です。
・欧米などの外来語は、カタカナで表され、日本語化されています。
・学術用語や、欧米からの移入文物は、漢字で翻訳されて、日本語化されています。

 ITでの文字入力を考えた場合、わずか19アルファベットで、ローマ字日本語が入力で  き、仮名漢字変換という手法で、漢字を含む日本語を簡単で、効率的に入力できます。

 平成27年6月

 北村 拓郎




  ITのできることとできないこと 00000058 2015年06月05日 北村拓郎

 コトバは、ITと密接な関係があるが、ITのできることと、できないことについて、考えてみよう。

 脳の論理的な働きは、ニューロンのネットワークによると仮定する。このことは、多くの実証的な事実と理論に支えられているが、直接的な証明が得られているわけではない。

 生まれてすぐは、脳のニューロンネットワークは、初期状態にあるが、いろいろな入力(経験)を得ることにより、変化していく。

 現状では、脳の働きの一部をコンピュータは、シミュレーションできるに過ぎない。シミュレーションは、多くの場合、ニューロンを用いてするのでなく、基本的な論理操作と記憶装置で行う。しかし、処理速度と記憶容量が十分であれば、人間の脳と同じ働きをすることができるはずである。しかし、生まれてから、ことばや、感情、概念力を人間と同じことをシミュレーション(生まれてからのニューロンネットワークの形成と変化)することには程遠い。

 一方、論理的な算法や、数学算法は、前提を与えて、結果を出すという意味で、itやコンピュータは、得意とするところで、プログラム化できれば、何でも可能である。

 コトバの語彙と文法を与えれば、文書の記憶を行い、記憶を呼び出すことができる。
しかし、経験(入力)を学習することは、不十分である。

 人間の仕事の中で、専門家の知的なプロフェショナルを、ITに置き換えていく、分野が、増えていくであろう。しかし、人間のような、自主性や創造性を発揮するには、ほど遠い。

 なお、ITやコンピュータは、あくまでも、人間にとっては、道具であるので、人間が制御できないような自主性や、創造性を発揮しないように注意しなければならない。
 そういう意味で、ITやコンピュータの働きは限定的である。

 IT自身は、今後も、能力を向上するので、人間の使い方しだいで、有効性が高まる。





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