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  自然情報と人間情報 00000056 2015年05月26日 北村拓郎

 情報には、自然情報と人間情報がある。自然情報とは、自然界に生ずるさまざまな情報である。物体が発する電磁波や音波、遺伝子が担う遺伝子情報などである。人間情報とは、人間が発するジェスチュァや音声やコトバで、意味が伴っている。コトバなどは、人間の脳にも記憶されるので、人間の脳内情報も人間情報としておこう。

 人間情報は、意味を伴っており(意味を解釈する受け手を前提としている)、広大な情報空間をつくるが、物理的な情報が媒体となっている。

 自然情報は、モノであり、人間情報は、モノとは、独立した精神情報と考えられて、物心2元論が唱えられるが、人間情報は、モノとしての媒体に支えられており、幽霊のようにさまよっているわけではない。人間情報は、脳内の情報とコトバによる情報が、人間特有のものである。最近では、印刷物に代わって、デジタル情報が、増えつつあり、人間情報の空間が飛躍的に広がっている。

 人間の脳内情報は、個人の死とともに消えるが、印刷物や、デジタル情報は、残される。

 平成27年5月
 北村 拓郎



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