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  遺伝と環境 00000051 2015年05月10日 北村拓郎

 遺伝は、親から伝わる細胞中のDNAの情報である。このDNA情報は、一生変わらず、人の生物的な特徴を規定し、生物としての個人の個性を形作る。

 一方、脳に蓄えられる情報は、生まれたときは、白紙のようなもので、生まれてから、環境によって、変化していく。人間の個性は、脳の蓄積情報でも形つけられる。これを生物的な個性に対し、文化的な個性と呼ぼう。個性は、生物的な個性と、文化的な個性の一体となったものであるが、この両面を、分けて考えることができる。

 環境の影響は、すでに胎児のときに現れており、遺伝と環境の関係は、複雑である。

 いくつかの点について、考察してみよう。

 ・想像力
  目の前の現実の背後になにがあるかの想像力は、人間には、備わっているが、チンパ ンジーには、備わっていないという。これは、幼児のときの育て方にあるという。
  チンパンジーの幼児は、24時間母親にしがみついており、人間の幼児は、生まれる とすぐに、ベッドなどに寝かされ、母親から引き離される。このときの、脳細胞の記憶 が、その後の文化的個性に大きな影響があり、人間の想像力と、チンパンジーの想像力 の違いとなる。人間は、母親から引きなされた不安の中で、想像力をはぐくむのであ  る。

 ・コトバの習得
  人間はコトバを覚えるが、チンパンジーは、コトバを覚えられない。その差は、想像 力の違いに起因するという。このことは、生物的な遺伝には、よらない。遺伝子には、 コトバを覚える遺伝子は、ない。コトバの習得は、文化的なものである。

 ・火の使用
  生物の中で火を使用するのは、人間だけである。火の使用の延長として、今日の電気 エネルギーや、原子力エネルギーの使用がある。
  人類は、最初、山火事などの火を偶然に、制御することを覚え、文化的に伝承され  たのであろう。いまだに、類人猿でも火を使わない。おそらくその必要がないのであろ う。人類の経験した偶然が、火を使用して、暖を取る必要性をもたらしたと思われる。

 ・分業
  地球上の動物で、もっとも繁栄している種は、人間と蟻であるという。蟻の総重量   は、人間の総重量を凌駕して、動物としては、ナンバーワンである。
  どちらも分業に特徴がある。

 アリの分業はホルモンによる生物的なものである。
  多くのメスの中から、女王アリが、選ばれて、子供を生むことに特化する。少しのオ スアリを残して、多くのオスは、働きアリに特化する。

  人間の分業は、貨幣システムの運用で行われる。貨幣経済の下で、不特定多数の他人
 が、協力して、分業する。この分業は、文化的なものである。
 貨幣は単純な数値情報である。

 貨幣システムには、毀誉褒貶があり、貨幣のない世界も模索されるが、いまのところ、有効なシステムが、見当たらない。

 

 平成27年5月
 北村 拓郎

 





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