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  コトバの習得の不思議 00000050 2015年05月08日 北村拓郎

 人間は誰でも、コトバを覚えます。これは、本能か、後天的能力かが、議論の分かれるところで、詳しいことが、わかっていません。そもそも、自然言語と、人工言語との違いは、なにかなど、コトバについて、わかっていないことが、たくさんあります。

 人間の子供は、適当な環境におかれれば、母国語を、人種をとわず、習得します。
アフリカ人でも、日本語環境におかれれば、日本語を、母国語にいたします。

 ここからは、私の大胆な推測です。

・赤ちゃんの脳は、真っ白な、最初は、なんでも受け入れる状態です。
・生物的には(本能)、脳の機能は、霊長類(チンパンジーとヒトなど)は、生まれたときは、同じである。
・発声機能などは、チンパンジーとヒトでは、器質的には、違いはあるが、言葉の習得には、支障がないであろう。手話もコトバとして、機能する。
・コトバを習得するには、目の前のもの以外に、目の前にないものを想像する能力が、必要である。
・想像する能力は、人間の赤ちゃんが、母親から引き離され、ベッドの上などで、底知れない不安の中で、習得する。
・チンパンジーの赤ちゃんは、24時間、母親にしがみつき、人間の赤ちゃんのような不安を感じないと同時に、想像する能力を習得しない。コトバは、想像する概念であるから、
 人間のように、コトバを覚えることが、できない(親も教えない)。
・コトバは、本能ではないが、赤ちゃんのときのチンパンジーの環境では、ことばを覚えない。
・チンパンジーの赤ちゃんを人間の赤ちゃんのような環境において、育てればどうなるか
 の実験もありうるかもしれないが、人間が神(自然)を冒涜するしてはならないことであろう。
・しかし、将来、この実験をコンピュータで、シミュレーションできるかもしれない。
・倫理的に、このシミュレーションは、コトバの不思議を解明する手段として、許されるかもしれない。

 平成27年5月
 北村 拓郎




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