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  ユーロ危機の根本問題(追記2) 00000030 2012年12月11日 北村拓郎

 ユーロ危機が連日、報じられています。この問題の危機の本質は、ユーロが発足したときに想定していたようには、なっていないことでしょう。そのひとつには、コトバの壁の問題があります。さらには、金融政策と財政政策との乖離の問題があります。
 ユーロは、域内は均質であり、経済的な格差は、一定限度を超えては、生じないことを前提にしています。
 法律的には、EU市民は、自由に域内を移住できることになっています。移住が自由であると域内は経済的に均質になると想定されています。

 しかし、人々は、実質上、自由に移動できません。その大きな要因はコトバの壁です。
コトバは、人間の相互理解に欠かせない手段であるだけではなく、コトバの違いは、文化、習俗、その他の違いに関係しています。法律的に、移動の自由があっても、自由な移動が行われるわけでは、ありません。このことは、ある程度、想定されていたことでしょうが、その程度が、問題であったと思います。

 ギリシャで職がないからといって、人々は、直ちに、ドイツに移住して、職をみつけ、生活する気にはならないでしょう。とりわけ、コトバの壁が大きいと思います。

 コトバの壁を低くする手段として、ITツールが考えられます。もっともっと、ツールの改善と利用方法を工夫する余地があると思われます。ITツールは、文化の差を吸収するほどのことは、できないとしても、職業活動に不自由をしない程度のツールとして、使用できる可能性があります(翻訳機能の充実と遠隔勤務などのオンラインでの仕事のサポートなど)。 

 ユーロの問題は、将来の日本を含む東アジアの問題でもあります。

平成24年12月
 北村 拓郎



  金融政策と財政政策 00000030 2013年02月12日 北村拓郎

 ユーロの危機の根本問題は、金融政策と財政政策が乖離してしていることにあるといわれています。金融政策と財政政策は、いずれもオカネのマクロ情報を操作することです。
このことについて、考えてみましょう。

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