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  日本語と中国語(追記6) 00000016 2012年04月06日 北村拓郎

 日本語は、中国文化と中国語の大きな影響を受けて発達してきました。日本語と中国語を文字入力の観点から比較して見ましょう。

 はなし言葉としては、日本語の母音は5個、子音は14個に対し、中国語は、母音36個、子音21を数えます。
 
 中国語の音韻(音節)は、これらの子音1個(声母と呼ばれる)と母音1個(韻母とよばれる)が組み合わされて構成され、さらに、四声と呼ばれる4種類の声調で、音韻が区別されます。日本語はカナ50の音韻に対し、単純に組み合わせると中国語の37x21x4種類(ゼロ声母も含めて)の音韻となります。

 以上のように、中国語の発音は、日本語に比べて、はるかに複雑です。

 漢字1字は、1音韻で発音されます。漢字は何万字もありますので、発音だけでは、区別できない同音異字がありますが、多くの場合、複数漢字の組み合わされた単語で意味が区別されます。
 
 日本語では、漢字の同音異字が中国語に比べてはるかに多く(異なる漢字の発音がなまって同じ発音になった)、単語でも、意味の異なる同音の単語が多くなります。日本語では、文章での前後の意味と、漢字での表現を思い浮かべて、話す必要が多くなります(日本語は、あいまいであるといわれる1因)。

 文字入力方法としては、大きく分けて、ローマ字入力と漢字入力があります(日本語入力にローマ字入力とカナ入力があるように)。
 
 ローマ字入力では、ピンインと呼ばれる中国語のローマ字表記で、中国語の読みが入力されます(ただし、4声は、区別されません)。対応する漢字は、複数ありますが、日本語入力の仮名漢字変換と同様の手法で、漢字の文章が入力されます。

 漢字入力では、漢字の形態を分類して、キーボードでは、最大5キータッチ(5筆入力)で、漢字1字を区別して、直接的に漢字を入力します。

 以下で、話題を続けます。

 平成24年4月 北村 拓郎




  中国語の系統 00000016 2012年04月08日 北村拓郎

 中国語は、それ自身、大きな言語圏をもっており、周辺の地域に大きな影響を与えてきましたが、他の地域からの影響は少ない言語です。
 中国は、多民族国家でありますが、漢民族が圧倒的に多く、中国語とは、漢民族の人々が使っている漢語のことであります。
 漢語は、世界の他の言語とは、系統が独立していて、次のような、特徴があります。

・音節は、1子音(声母と呼ばれる)と1母音(韻母と呼ばれる)の対(音韻)からなる。
・声母の種類は、21種であり、韻母の種類は、36種である。
・音韻は、4声と呼ばれる音調で区別される。
・1音韻に対応した字が漢字1字である。
・同音の漢字も多数存在するが、複数の音節からなる単語で、意味が判定される。

 方言が、多数あり、方言によって、漢字の発音(音韻)が異なるが、漢字があらわす意味は、どの方言も同じです(話し言葉は、通じないが、書き言葉は、共通で通じる)。

 書き言葉は、表意文字とよばれる漢字で表現されます。

・文法での語順は、英語と同じである(日本語とは異なる)。
・動詞などの活用変化はない(日本語や英語と異なる)。
・助詞などは、単語に膠着しない(日本語とは異なる)。

平成24年4月 北村 拓郎


  日本語と中国語の関係 00000016 2012年04月09日 北村拓郎

 日本語との関連で中国語を考えてみましょう。

 日本語の文字は、漢字の借用から始まりました。

 奈良時代には僧侶などの特別の知識人などは、漢文をそのままま、読むことができましたが、一般の普通の人は、話している言葉をそのまま表現する手段として、漢字を借用して、万葉仮名を使いました。
 平安時代には、万葉仮名から、漢字を省略して表記するカタカナ、平仮名が、使用されるようになりました。いろは歌や五十音図が発明され、仮名の学習が容易になりました。

 一方、漢字の使用は、中国文化の伝来とともに(朝鮮半島からの経由も含めて)ますます、使用され、漢字かな混じり文が成立し、広く普及しました。

 このとき、漢字の日本語への取り入れ方に次のような事情があります。

・中国語の単語を日本語で発音するとき、日本流になまりました(現在英語などをカナで発音してなまるように)。
・時代により中国からの伝来の発音も異なり、なまり方が複数になりました(たとえば、「行」をコウと読んだり、ギョウと読んだりしました)。
・この結果、一見、一貫性を欠いた、非常に複雑な、言語体系になりましたが、慣れれば、不自由を感じなくなるようです(どこのことばにも一見不合理なこともありますが、それが特長にもなり、言葉に対する愛着や、言葉遊びを楽しむことにもなります)。

 一方、中国では、戦後、共産党政権によって、漢字の簡素化が進められ、さらには、漢字の廃止を意図しました(漢字は、かっての支配階級の文字として、排斥し、まず、漢字を簡素化し、将来的には、ピンインによるローマ字表記に変えていこうとしました)。

 漢字の簡素化により、簡体字が、標準化され、日本人には、簡体字は、なじみの薄いものになりました。

 簡体字は、普及いたしましたが、漢字の廃止は、一向に進まず、断念されたようです。
ピンインは、初等教育に導入され、北京語の発音を広めることや、コンピュータへの文字入力に活用されています。

 日本語の中国語に対する影響としては、19世紀の後半から、日本では、西洋文明の導入が盛んになり、西洋の文物の名称を漢字で表示することが広まり、多くの造語が作られました(たとえば、「哲学」や「経済学」などの言葉)。多くのこれらの言葉の漢字での表記が、中国語に取り入れられました。

 また、カナや、平かなは、外来語などを表示するするために便利ですが、中国語では、すべては漢字で表示し、非常に不便です(たとえば、表示方法が統一されない)。カナや、平仮名に相当する中国語表記のいろいろな試みがされましたが、定着しませんでした。

 平成24年4月 北村 拓郎



  漢字の効用 00000016 2012年04月11日 北村拓郎

 漢字は、習得するのに時間がかかり、たとえば、初等教育で、漢字の学習に多くの時間を費やし、大切な時間を浪費するから、漢字を廃止する方向を目指すべきとの議論が昔からあります。これは、非現実的な議論であり、最近の知見を反映していません(漢字のパターン学習は、脳の発達を豊かにする効果など)。なお、議論をしたからといって、ことばは、文化ですから、そう簡単に変わりません。

 ここでは、漢字の効用を論じ、インターネット時代にもっともふさわしいことばである漢字を国際交流に役立たせることを目指します。

 言葉の表記(文字)には、大きく分けて、表意文字と表音文字があります。たとえば、漢字は、表意文字であり、英字アルファベットは、表音文字です。

 歴史的には、表意文字が古く、アルファベット(発音に基づく)は、象形文字(表意文字の一種)から、派生して、始まりました。カナ(表音文字)は、漢字の簡略体から始まりました。
 
 漢字は、象形文字から始まり、一貫して、表意文字として発展してきました。

 歴史的には、言葉には、まず、話し言葉があり、それを書き言葉として、表現するのが文字でありますが、漢字には、つぎの特徴があります。

 ・漢字1字は、中国語の発音(音節を音韻で表している)を表している文字である
 ・漢字1字には、それぞれ、意味がある(同音異字も多い)。
 ・それぞれの意味を持った漢字を組み合わせて、単語(2〜4字)を作る。
 ・複雑な背景をもった単語(たとえば、抽象的な概念)を少ない字数の漢字で、簡潔に表現できる(書き言葉で、話し言葉の熟語が作られることも容易で多い)。
 ・同音異字の単語の発音で、効果的に、会話できる。

 このことにより、漢字の発音(話ことば)はことなるが、書き言葉が、共通となり、書き言葉でのお互いに意思疎通ができることとなりました(北京人と広東人や、かっての中国人と日本の知識人)。英語でも、書き言葉を通じて、素養があれば、意思疎通ができますが、たとえば、日本人には、書き言葉の風習が日常の母国語とまったく異なります。
 
 また、欧米では死語となったラテン語が(いまでもカトリックの総本山の人口1000人ほどの小国家ヴァチカンでは、使われているとのことです)、欧米共通の書き言葉であるとの議論がありますが、漢字ほどの威力はないようです。

 つまり、漢字には、話し言葉が違っても書き言葉を、ある条件が整えば、効果的に共通にせしめる力があります(ひいては、文化の共通性の促進)。

 言葉には、意思疎通と同時に、効果的に思考を整える役割がありますが、漢字は、この点で、すぐれた機能を発揮します。漢字の単語は、複雑な背景をもった概念を簡潔に組織的に表現し、思考を整えることができます。

 ITの観点から、漢字を考えると、漢字は、アイコンの役割を果たします。コンピュータは、2進法で働き、英字アルファベットは、それに近いので、プログラム言語などに適格ですが、表現が冗長になり、視覚と適合する画像的な表現に適していません。
 
 現状では、アイコンは、人工的な表示としては、それなりに有効ですが、複雑な概念を表すには洗練されていません。

 漢字と英/数字(あるいは、仮名も含めて)の混在表示が、インターネットでのコンテンツ表示に豊かな、可能性を開きます。
 引き続いて、話題を続けましょう。

 平成24年4月 北村 拓郎

 


  ITツールと漢字文化圏 00000016 2012年04月11日 北村拓郎

 漢字を使用している文化圏が、中国を中心に、日本、韓国、台湾、シンガポール周辺へと広がっています。

 漢字は、読み(発音)が、それぞれ、異なっても意味が通ずることが多い。

 中国では、地方によって、漢字の発音(単語などの読み)が、違っているが、意味は同じであり、書き言葉は、全国で共通です。

 多くの日本人は、中国流の漢字の発音はできませんが、中国語の文章が提示されると意味を大体、理解できることが多い。

 漢字になじんでいる人の多い漢字文化圏では、適切なITのサポートがあると漢字を通じて、容易にお互いの意思疎通が可能になりそうです。

 日本人が、中国語を読む場合の例で、その条件を考えてみましょう。

 ・簡体字、繁体字を対応する日本の漢字に変換する(対応する漢字のない場合は注記する)。

 ・意味がわからない場合、当該の箇所(単語)をポインターで選択すると対応する日本語の候補が表示される(学習効果を伴って、第一候補が表示され、さらに操作すると候補リストが表示される)。

 ・意味がわからない場合、当該の箇所(文章)をポインターで選択すると対応する中国語の文法候補が表示される(語順はそのままで、助詞や、接続詞、慣用句が、日本人にわかりやすいように表示されるなど)。必要であれば、日本語での単語表示を選択できる。

 ・中国語を漢文流に読み下した翻訳文章を表示する操作ができる。

 中国人が日本語を読むツールも同様に用意する。韓国語についても同様である。

 以上において、各国語の最低限の語学の知識(文法など)が前提です。原語をそのまま、読み下すことが大切で、ITは、そのための有効な学習ツールです。

 学習が進むにつれ、ツールの使用頻度が少なくなり、最終的な目標は、各国語のテキスト(たとえば新聞)を自国語のように読むことができることです。

このことにより、漢字文化圏での国際交流の促進が期待されます。

 平成24年4月 北村 拓郎

 
 





  ローマ字による漢字入力 00000016 2012年04月19日 北村拓郎

 中国で普及している文字入力には、ピンイン入力と5筆入力があります。
ピンイン入力は、中国語のローマ字入力です。中国では、ピンイン表記(中国語のローマ字表記)は、全国の初等教育で教えられ、とくに、標準語(北京語)の普及に役立っています。日本の小学校では、最初に、平かなが教えられますが、中国では、ピンインが教えられます。

 ピンインでのパソコン入力方法は、日本語でのローマ字入力と同様の手法で、漢字の文章をパソコンに入力することができます(日本で発達したワープロの技術が、中国に取り入れられました)。

 漢字の単語あるいは、文章は、ローマ字表記では、同音異語が、非常に多くなりますが、辞書を備えた中国語処理ソフトを使うことにより、効率よく中国語の文章を入力することができます。

 弊社のM式入力キーボードでは、ローマ字による漢字(日本流になまった発音)入力が、タッチタイピングで、漢字交じりの日本語入力が効果的に行われます。

 しかし、中国語では、発音がカナに比べて、はるかに複雑であるので、M式キー配列を
変更して、対処する必要があります(弊社製品のプログラマブル機能により可能)。

 以上

 平成24年4月 北村 拓郎

 



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