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  デジタル機器の汎用機と専用機 00000008 2012年02月17日 北村拓郎

 
 パソコンや、スマホは、汎用機です。ワープロ(いまは、なくなりましたが)、電話機(FAX付)、ゲーム機や、ATM(銀行端末)は、専用機です。
 これらは、いずれも、CPUと呼ばれるコンピューターチップで制御されるコンピュータの一種です。

 汎用機と専用機の操作性について、個別の事情はいろいろありますが、一般論で、論じてみましょう。パソコンの操作性についての不満は尽きませんが、多くの場合、汎用機と専用機の違いに起因します。

 操作性の観点からは、汎用機は使いにくく、専用機は使いやすく作られます。

 汎用機は、ソフトさえ適切に作れば、専用機に近づく操作性を実現できます(しかし、専用機を適切に作れば、汎用機に勝る操作性を実現できます)。

 これのからくりの裏には、デジタル機器(汎用機と専用機を含む)が、技術的にどのようにして、作られているか、デジタル機器のビジネスがどのようにして、行われるかということに関連があります。

 以前は、たとえば、CPUと呼ばれるコンピューターの中核部分を作ることは、大きなコストがかかる大変なことでしたが、半導体技術の進歩により、量産さえすれば、劇的に、性能がよく安くつくることができるようになりました。

 多くのデジタル機器は(汎用機と専用機)、CPUを使って作られるようになりました。
すなわち、同じようなCPU(MPUマイクロプロセッサーユニットともよばれる)を使って適切なソフトウェアをつくれば、デジタル機器を作ることができます。ソフトウェアは、さらに、OSとアプリソフトで構成されます。

 汎用機(たとえば、パソコン)は、OS付で販売され、アプリソフトは、別販売で、あとから、事情に応じて追加することができます。
 専用機は、OSと目的別のアプリ(これをファームウェアとも呼ばれる)が、、あらかじめ内蔵されて、販売されています。

 汎用機と専用機の違いを、パソコン、ワープロ、銀行端末(ATMなど)を例にとり、説明しましょう。

 日本語ワープロは、一時は、専用機として、大きなビジネス分野を占めましたが、いまでは、パソコンのワープロソフトに代替され、吸収されています。
 日本語ワープロは、日本語の文字入力分野で、改善に改善を重ね、日本語は、コンピューターになじまないといわれた状況を一変させ、一世を風靡した実績を持っています。これは、主として、ワープロでの日本語処理ソフトの工夫によりました。
 
 パソコンのワープロソフトは、ワープロのソフト技術を取り入れながら、他のソフト機能と連携させた通信機能(メール、Webなど)や、画像処理と複合させた、機能を充実させました。ワープロ機もこれに対応させた機能を取り入れました。このために、ワープロ機のソフト開発費用が膨大になりました。一方、パソコンでは、その費用は、パソコン本来のOS充実の費用として必要なものであり、ワープロのための付加的な費用として、扱う必要がありません。その結果、日本では、パソコンメーカとワープロメーカが、同一会社であった事情もあって、社内のビジネスの合理化のために、ワープロ事業はパソコン事業に吸収され、やがて、ワープロは販売中止となりました。概して、専用機であるワープロ機は、汎用機のパソコンより、操作性に優れていました。いまでは、私は、ワープロは、ワープロ専用機として残っていたほうがよかったと残念に思っています(ユーザーの立場からして、ワープロとパソコンが競合し、ますます、日本語処理が充実し、おそらく、同じような中国語処理なども充実し、いまとは異なる展開があったかもしれない)。

 一方、銀行端末は、ワープロとは、異なる道をたどり、いまでも専用機として、存在しています。
 銀行端末の場合は、ワープロとは、違って、顧客が、特定の業者(銀行など)であることや(エンドユーザは、ワープロと同じく一般顧客の消費者)、パソコンとは異なる特殊入出力機器(お札の処理)のウエィトが高いことも関係があり、パソコンとは異なる独立の事業ユニットとして、残ったと思われます。

 いま、スマホが、携帯電話から、派生して、汎用機の様相を帯びてきて、他の専用機と(たとえば、携帯電話やゲーム機)の関係、パソコンとの関係がどうなるのかが注目されます。

 北村 拓郎 平成24年2月
 

 

 

 
 

 



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